2011年6月24日金曜日

WebLogic WLST を NetBeans で開発する

WebLogic Serverに付属する管理ツールであるWLST(WebLogic Scripting Tool)は、管理コンソールによるアクセスができない場合に便利ですが、運用ツールとしても活用の幅があります。


たとえば domainRuntime() コマンドを利用すれば、WebLogicの設定ではなく実行中のWebLogicのステータスを知ることが出来ます。監視したい項目、たとえばJDBCコネクションプールの残り接続数やスレッドの状態などを定期的に出力するように作り込めば、将来的なリソース不足に備えることができます。

問題はこの「作り込む」という部分です。WLSTはjython、つまりPythonで記述するのですが、なかなか適当な開発環境が無い、最終的にエディタで実行しながら作る・・・という方も多いと思います。

そこで、ごく簡単なことではありますが、 NetBeans を使ってWLSTを開発する方法を記録しておきます。

以下の手順は
WebLogic Server 10.3.4
NetBeans 6.9.1
で確認しています。

<手順>
  1. Java アプリケーション プロジェクトを作成する
  2. プロジェクトのプロパティーで「ライブラリ」→「実行」タブ内にWebLogicのjarファイルへの参照を追加する
    • ライブラリには WLS_HOME/wlserver_10.3/server/lib/weblogic.jar を追加するだけ
  3. 同じくプロジェクトのプロパティーで「実行」を選択し、以下のように設定をする
    • 主クラス:weblogic.WLST
    • 引数:実行対象の.pyファイルへの(srcからの)相対パス
    • 作業ディレクトリ:プロジェクトのsrcディレクトリへのパス
    • VMオプション:お好きに!
  4. これで実行すれば、引数に指定された.pyファイルをWLSTのスクリプトとして起動できます。
私の手元ではデバッグ実行は効かなかったのでもうひとつ、というところなのですが、WebLogicへの接続URLなどを別ファイルにして共通化したり、バージョン管理が出来たりなど使いどころはあるのではないかと思います。

Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool 11g Release 1 (10.3.3)
http://download.oracle.com/docs/cd/E14571_01/web.1111/e13715/toc.htm

0 件のコメント: